東海道旅人訓［東海道旅行記］【判型】小本1冊。縦160粍。【作者】不明。【年代等】享保5年夏（陽夏）刊。［京都］山口茂兵衛（楊文軒）板。【備考】分類「地誌」。東海道の旅行ガイドとも言うべき小本の道中記。凡例に「全編専旅行の袖に携て益あるやうに輯録す」とあり、沿道の「名所古跡、尊神、霊仏、城館、戦場、古洛、秀歌すべて所々の名物までことごとく載せ」、当時の五十三次駄賃を「本馬・空尻（軽尻）・人足」別に記す。続いて、江戸から京都までの東海道の絵地図（見開き3丁）と「江府より上京宿次の歌四首」「京より下向宿次の歌四首」を掲げ、日本橋から草津までの道中関連情報をそれぞれ記す。なお、京都より江戸に下向する場合は奧（末尾）から巻頭に読み進め、左右の記載を逆に読むことで「上京・下向両用」になる旨を注記する。また、巻末附録に「木曽街道宿次（日本橋～京）」「大坂の道次（大津～大坂）」「参宮道次（四日市～山田）」「佐屋廻りの道次（宮～桑名）」「中仙道道次（京～名古屋）」を掲げる。★原装・題簽付（やや破損）・美本（1丁余白部少し破れ）。記名なし・蔵書印なし。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。商品の情報カテゴリー : 本・音楽・ゲーム > 本 > その他商品の状態 : やや傷や汚れあり発送元の地域 : 埼玉県